2026最新情報 【中東情勢】安定供給を維持できる有機資材7選。不安定な情勢に「備える」ための資材選びを。

2026-03-25
【中東情勢】安定供給を維持できる有機資材7選。不安定な情勢に「備える」ための資材選びを。

▼こんなお悩みを持つ方におすすめ

  • 中東情勢が肥料などの農業資材にどのような影響があるか気になる方
  • 安定的な農業経営に向けた工夫を考えたい方
  • 情勢に左右されず安定供給を維持できる資材を知りたい方
田島寛也

坂ノ途中の研究室

田島 寛也

連日、中東情勢に関する緊張の続くニュースに、胸がざわついたり、
不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、不安定な情勢に左右されないよう、
生産者が経営として取れる「選択肢」について考えてみました。

1. 国際情勢と日本の肥料供給

日本の農業は、肥料の三要素(窒素・リン酸・カリ)の原料となる鉱物資源の
ほぼ100%を海外からの輸入に頼っています。
特に中東地域は、肥料づくりに欠かせないアンモニアなどの重要な供給元です。


2022年の情勢変化の際には、化学肥料の価格上昇に伴い、
代替として国内の有機質肥料(鶏糞や油かすなど)へ需要が一時的に集中しました。

その結果、生産現場では「資材が入手しにくくなる」「配送に時間がかかる」といった
流通の混乱が生じ、資材の安定確保が改めて経営上の課題となりました。

こうした経験から、現在は、国内資源を化学肥料と同様に「計画的に使いやすくする」ための品質安定化や、供給体制の整備が各地で進んでいます。

2.安定的な農業経営に向けた工夫

外部環境の変化に備え、経営を安定させるために、
以下のような工夫を考えてみるのはいかがでしょうか。

コストを早期に確定させる(財務面の安定)

先行きが不透明なときは、在庫が確保されている時期に計画的に購入することで、
次の作付けでの肥料コストを確定させることができます。
これにより、急な価格変動に左右されず、年間の収支計画を安定して立てることが可能になります。

施肥設計にバリエーションをもたせる(供給面のリスク分散)

特定の資材だけに頼らず、複数の選択肢を組み合わせた
「施肥設計のバリエーション」を持っておくことが備えになります。

例えば、原料や供給元が異なる資材を圃場の一部で試験的に併用し、あらかじめ圃場で運用する際の特性を把握しておきます。

複数の「使い慣れた資材」を持っておくことで、万一特定の資材の供給が滞った際にも、
スムーズな切り替えが可能になります。

3. 坂ノ途中からのご提案:安定供給を維持する有機資材7選

メーカーへの確認を通じて、今後も比較的安定供給が期待できる資材を厳選しました。
これらを組み合わせることで、特定の産地や情勢に依存しない農業経営に繋げていただけたらと思います。


マルタ圧搾菜種油粕

① マルタ圧搾菜種油粕

(N5.7%-P2.6%-K4.0%)
国内搾油の菜種粕を主原料とし、中東の原油動向に左右されにくい
国内循環ルートを確保しています。
微生物の活性化を促す緩効性の窒素源として、安定した土づくりを支えます。

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山田製油ごま油かす

② 山田製油ごま油かす

(N5.1%、P1.0%、K0.8%)
国内の伝統的な圧搾法による製造工程で生まれる副産物であり、中東情勢による化学肥料の供給途絶リスクの影響を受けにくい資材です。
原料となるごまの産地も分散されており、特定の地域紛争による影響を受けにくいのが特徴です。

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リンサングアノ粒状

③ リンサングアノ粒状

(P27.6%、Ca37%)
原料はインドネシア等の東南アジア産。
中東航路を経由しない物流ルートにより、物理的な供給リスクを低減します。
吸収効率の高い天然リン酸と豊富なカルシウムが、細胞壁の強化を促進します。

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有機ヤシ加里

④ 有機ヤシ加里

(N0%、P1.8%、K31%、Mg1.5%)
東南アジアのヤシ殻を使用。
鉱物系カリ資材と異なり、産地が東南アジアであり安定した調達が可能です。
水溶性カリに加え、豊富な微量要素を含有し、作物の品質向上に寄与します。

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乳酸卵殻

⑤ 乳酸卵殻

(アルカリ分 40.0%)
国内の食品加工場から排出される卵殻をリサイクル。
完全な国内資源であり、地政学リスクを一切受けません。
乳酸菌の働きによりカルシウムの吸収率が高まっており、酸性土壌の矯正にも有効です。

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ブラドミンLα

⑥ ブラドミンLα

(N7.0%、P3.0%、K2.0%)
徹底した品質管理の下で製造される高品質なアミノ酸資材。
メーカーにより原料供給の安定性が確認されており、
天候不順時のリカバリーや植物の基礎体力向上に大きく貢献します。

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EFポリマー

⑦ EFポリマー

農産廃棄物から生まれる次世代の保水剤です。
肥料の流亡を防ぎ、投入量そのものを減らす効果が期待できます。
石油由来資材への依存を減らす施肥設計に貢献します。

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4. 最後に:持続可能な農業を、共につくる

肥料原料を海外に依存する現状では、不透明な情勢に備えることが経営の安定に欠かせません。

特定の供給ルートに頼りすぎず、調達の選択肢を広げておくことが、
大切な農地を守り、日本の食料生産を支え続ける力になるのではないでしょうか。

これからも皆様と共に、持続可能な農業の形を考えていければと思っています。

【皆様の声をお聞かせください】

肥料高騰への不安、代替資材への疑問、あるいは経営改善のご相談など、
どんなことでも構いません。現場の「生の声」こそが、これからの農業を支える力になります。


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