季節のおすすめ資材 台風・秋雨に備える|EFポリマー・カルシウム・木酢液での対策

2026-07-24
台風・秋雨に備える|EFポリマー・カルシウム・木酢液での対策|坂ノ途中の資材販売
台風・秋雨対策特集|EFポリマー・畑のカルシウム・純国産木酢液

▼こんなお悩みを持つ方におすすめ

✓ 大雨での肥料流亡を防ぎたい

✓ 長雨でも水はけの良い土をつくりたい

✓ 多湿期の病害リスクに備えて株を強くしたい

田島寛也

坂ノ途中の研究室 | 元レンコン農家・税理士法人勤務

田島 寛也

≫執筆者プロフィール

梅雨が明け、いよいよ夏本番となりましたね。
今回は、これからの台風・秋雨シーズンに備えて活用いただきたい資材として、EFポリマー・畑のカルシウム・純国産木酢液の3つを特集します!

台風・秋雨シーズンに備える土づくり

まだ暑さの真っ只中ではありますが、気象庁の発表では今年も台風の発生数は平年並みかやや多めに推移する見込みとのことです。
8月以降は、本州への接近・上陸が増えてくる時期になります。

また9月に入ると、秋雨前線の影響で長雨が続きます。
土壌の過湿やミネラル分の流亡、病害の発生リスクが高まる時期でもあります。

私がレンコンを栽培していた頃も、台風一過の田んぼで畔が決壊し、圃場の水が流れてしまったことがありました。
その影響で圃場の成分が流亡し、生育スピードが遅れてしまった痛い記憶があります。

今回は、こうした台風・秋雨によるダメージを軽減するために活用いただける資材として、「EFポリマー」「畑のカルシウム」「純国産木酢液」の3つをご紹介します。

EFポリマー

① 保水と肥料流亡を防ぐ「EFポリマー」

EFポリマーは、オレンジやバナナの皮など、果物の廃棄物を原料に作られる、有機JAS適合の超吸水性ポリマーです。

自重の約50倍の水分を吸収し、土壌中でゆっくりと吸水・放出を繰り返します。
そのため、大雨で流れ出た肥料分も一緒に抱え込み、肥料の流亡を防ぐ効果が期待できます。

約半年間、吸水と放出を繰り返した後、1年ほどで完全に生分解されて土に還るため、土壌や作物への負担もありません。

<使い方>
元肥に合わせて土壌へすき込むのが基本の使い方です。
目安は2kg/10aで、播種と同時に混ぜ込んだり、定植の植え穴に入れたりと、作型に合わせた使い方ができます。
粉状は培土への混和や播種と同時にまくのに、粒状は露地・ハウスへの散布に向いています。
なお、施用量を増やしすぎると土壌が固くなることがあるため、目安量を守ってご使用ください。

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畑のカルシウム

② 団粒構造とカルシウム補給を助ける「畑のカルシウム」

畑のカルシウムは、発酵有機カルシウムを原料とした土壌改良資材です。

土壌溶液中のカルシウム濃度を適度に高く維持しながら、土壌微生物を殺すことなく団粒構造化を促し、水はけの良い土をつくります

また、粉状で作物への吸収効率が良く、液肥のように雨で流亡しにくいのが特長です。
強い雨が降る時期にもpHへ影響を与えず、安定してカルシウムを補給してくれます。

<使い方>
野菜・花卉での施肥量は、元肥で60kg/10a、追肥で20kg/10aが目安です。
果樹の場合は、秋の元肥で30kg/10aが目安となります。
アルカリ性の資材のため、硫安など酸性の肥料と同時に長時間放置すると、アンモニアガスが発生する場合がありますのでご注意ください。

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純国産木酢液

③ 根張りと抵抗力を高める「純国産木酢液」

純国産木酢液は、国産の針葉樹、主に松と杉を原料とした液状の資材です。

土壌微生物の増殖を促進し、根張りを良くすることで、作物本来の抵抗力を引き出し、健全な生育をサポートします。

台風・秋雨明けは多湿な状態が続き、病害虫のリスクが高まりやすい時期です。
日頃から株を強くしておくことで、病害虫の発生を抑え、薬剤の使用量を抑えることにも繋がります。

<使い方>
灌水や葉面散布に混ぜてご利用いただくのが一般的な使い方です。
希釈倍率や散布のタイミングは作物や生育状況によって変わりますので、初めてお使いになる場合は少量からお試しいただき、圃場に合った使い方を見つけていただくことをおすすめします。

<使用上の注意>
使用の際は、木酢液特有の臭いが発生します。
好き嫌いに個人差が出るかなり独特な臭いですので、特に葉面散布で使用する際は、臭いに敏感な方はご注意ください。

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最後に|台風が来る前の準備が、被害を最小限にする近道

台風や秋雨は、毎年欠かさずやってくる自然現象です。
だからこそ、直前になって慌てるのではなく、台風が上陸する前の今のうちから土づくりや資材の準備を進めておくことが、被害を最小限に抑える一番の近道だと思います。

なお、それぞれの資材が特にどの作物・どの生育ステージで効果を発揮しやすいかについては、ECサイトやメーカー資料で詳しく紹介されているわけではありません。
まずは今回ご紹介した一般的な機能・使い方を参考に、皆さまの圃場の状況に合わせてお試しいただければと思います。

坂ノ途中の資材販売では、これからも農業生産の最前線を担う皆さまに伴走し、資材の情報や現場で役立つ情報を発信していきます。

台風シーズン前の資材準備や、秋冬作の施肥設計について、気になることがあればお気軽にご相談ください。

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