小西到也 プロフィール

プロフィール
プロフィール写真

坂ノ途中 研究室 / 農業資材販売事業

小西到也

農業資材販売事業立ち上げ 営業担当 ご相談いつでも承っております!

職歴

  • 2015年〜2017年 サントリー食品インターナショナル
    1都3県で小売店/地元酒屋/卸などに飲料の営業
  • 2017年〜2023年 株式会社リクルート
    企業の採用支援、個人の転職支援
  • 2023年〜2024年 ベイカレントコンサルティング
    大手教育企業の新サービス開発のPMO
  • 2024年〜現在 坂ノ途中
    坂ノ途中の研究室にて農業資材の販売事業立ち上げを担当

農業との出会いと、農業から離れた日々

坂ノ途中の資材販売のページをご訪問いただき、誠にありがとうございます。
坂ノ途中の研究室で、農業資材販売事業の立ち上げを担当している小西到也と申します。

生まれは滋賀県、祖父が兼業農家で、家には田んぼと畑がありました。
祖父に言われて育苗を手伝っていたことや、トラクターやコンバインの後ろに乗せてもらっていた記憶がうっすら残っています。
ただ、父の代になり、私が中学生になるころには農機は売却され、畑は防草シートが敷かれ、約1町ほどあった田んぼも地元の農業組合に管理をお願いし、農業は私の手から完全に離れたものになりました。
私の人生における農業の接点はこれだけです。

その後は農業を意識することは一切なく、大学卒業後は社会人となり東京に移りました。
1社目の飲料メーカーでは一都三県の地場の酒屋さん、スーパーさん、卸さんに対する営業を行っていました。
2年ちょっと在籍して、「もっと成長できる環境に行きたい」と考え退職。

2社目では、同じ営業でも形のないサービスを売る会社へ転職。
最初はまったく成果が出ず、メンタルを壊しかけましたが、徐々にコツが分かり、仕事が楽しくなっていきました。
ありがたいことにMVPをいただくなど、営業として一定の経験を積むことができたと考え、その後は、コンサルティングファームへ転職しました。

転職してそろそろ1年が経つ頃、徐々に勝手がわかってきたかもと思った矢先に父がなくなりました。
実家や田・畑などの相続をどうするかという問題が突如立ち上がりました。
母一人での管理大変だろうし、私も子供が生まれていいタイミングではという考えと、転職したばっかりでこれからというときに投げ出してよいのかという考えで迷いながらも最終的には滋賀に戻る決断をしました。

坂ノ途中での挑戦:ゼロから始まった農業の世界

滋賀に戻ってから、坂ノ途中で働き始めました。
坂ノ途中では、研究室という組織で、農業資材販売事業の立ち上げを担当しています。

ここまで書いてきた通り、自分は農業とはまったく関係のないキャリアだったので、本当にゼロからのスタートです。
どれだけわからなかったかというと「肥料とは?」というレベルです。
肥料にも窒素やリン、カリがあって…みたいなことは一切知りませんでした。
肥料は肥料でしょうという、今から思うとなんと荒い解像度なんだと恥ずかしくなります。

「1袋(いったい)」とは? 現場を走り回った1年目

そんな状態からのスタートでしたので、初年度はとにかく「動く」ことを意識しました。
販売できる商品を取り揃えるためメーカーさんに会う、またご購入下さる生産者の理解を深めるため生産者さんと会う、つまり「現場に行く」「直接話す」を愚直に続けました。

具体的には初年度で、生産者の皆さま約100名、肥料・資材メーカーや仕入先約100社の方々と接点を持たせていただきました。

メーカーさんと会う中で、「農業わからない」エピソードとして自分の中で印象的に残っているのが、肥料袋を「1袋(いったい)」と呼ぶことがわからなかったことです。
単位っぽいなと思っていてもそれが正しいのかわからず、気になりすぎて商談全体が上の空になってしまいました。
そもそも「町」「反」「畝」「ha」「a」って何なんだろうというレベルだったので「いったい」はレベルが高かったのかもしれません。

現場での商談の様子
とにかく「動く」——現場に行き、直接話すことを繰り返した1年目

プロの有機農家に学ぶ、奥深き「肥料」の世界

また生産者さまともたくさんお会いさせていただきました。
今でも思い出すのは、マグネシウムの使い分けエピソードです。
2種類のマグネシウムを使われていて、「なんで2つ違うのを使ってるんですか?」と無邪気に投げかけると「逆になんでだと思う?」と問われ、回答に窮してしまいました。
ク溶性と水溶性という違いがあり、肥料の効き方が違うため、狙いによって使い分けると仰っていて、同じ肥料成分でもさらに効き方という世界があるのかと衝撃を受けました。

とはいえ化成肥料とは違って制御しにくい有機肥料を天候や土の状況などを見ながらうまく使い分けていく有機農家さんって本当にプロフェッショナルだなと思わせていただいたエピソードです。
同じように見える肥料も原料などによって効き方も違うことや、なんなら野菜の味に違いも及ぼすことがわかってきて、「なんて奥深い世界なんだ!」と見え方が変わってきました。

単なるモノ売りではなく、共に悩める「相談相手」を目指して。

もう1つ大きかったのが、五段農園 高谷さんが主催される「つちの学校」という講座を受講したことです。
この講座で、現場で感じた疑問とか違和感を表現する言葉や、理解するための枠組みを授けていただきました。
「こういう症状が出ているなら、原因はここかもしれない」「この資材は、こういう条件で効きやすいのかもしれない」そんなふうに考えられるようになったのは、この学びの影響がかなり大きいと感じています。

「つちの学校」
つちの学校での現地実習

現場で得た知見と、つちの学校で学んだ知識。
それらが少しずつ自分の中でつながり始め、ようやく農業の話についていけるようになってきました。

もともと営業をやっていたこともあり、自分は「課題や悩みを聞いて、それに対する解決策を一緒に考えること」が好きです。
だからこそ、資材販売も単なるモノ売りではなく、現場で起きていることを理解しながら、一緒に考えられる存在でありたいと思っています。

まだまだ勉強中ではありますが、全国どこへでも伺うつもりです。
ぜひ一度、現場を見せてください。
そして、みなさまのお話を聞かせていただけたら嬉しいです。

現在の活動
トップページに戻る