サステナマルチ
| 製造元 | 王子エフテックス |
|---|---|
| 原材料 | 紙 |
| 有機JAS適合 | JAS不可(坂ノ途中の取り扱い基準上は可) |
OJIサステナマルチ(紙マルチ)のポイント

ポイント①地温の上昇を抑制
紙マルチは黒色の生分解マルチ、PE製ビニールマルチと比較し、▲4°C~5°Cの地温抑制効果があります。
日中の表面温度が手で触れられる熱さに収まりやすく、「葉焼け、根腐れ」のリスク対策に最適です。
ポイント②労力・コスト削減
紙マルチは収穫後、畑に鋤き込むことで、微生物によって土の中で水と二酸化炭素に分解させることができます。
最終的に鋤き込めば生分解されるため、マルチを取り除く作業(回収し、乾かして、束ねて、回収日に持っていくなど様々な労力)を減らすことが可能です。
またPE製ビニールマルチを使用している場合、廃プラスチック処分費用のコストもばかにならない価格になりますが、紙マルチなら処分コストを削減できます。
(参考)産業廃棄物費用削減:71円/kg(栃木県芳賀農業振興)

ポイント③国内生産のため安定した供給
昨今、PE製ビニールマルチの価格があがり、供給が不安定な状態ですが、国内製造のため安定供給が可能です。
ポイント④長期保存が可能
生分解性フィルムマルチは、温度・湿度・紫外線などの影響で、十分密閉して保管しても少しずつ分解が進む(加水分解)一方、紙製のため長期保管が可能なので、農家さんの使用量計算に相違があっても翌年も使用可能です。
特徴
多少の慣れは必要にはなりますが、マルチャーでの展張も可能です。
地球規模で見ても、PE製ビニールマルチの原料であるプラスチックは有限な資源である石油を原料として作られるため、プラスチック使用量を削減する事で資源の枯渇を抑制することが可能になります。
データでわかるメリット
①地温の低下
従来のPE製ビニール黒マルチと比較しても地温抑制効果があり、白黒マルチと比較しても約2℃低温に保つことが可能です。結果として、日中の表面温度が手で触れられる程度に収まり、高温障害のリスク軽減、葉焼けや根腐れの防止に効果的です。


展張時は写真の通り、畝とマルチの間に空気が入っている状態ですが、降雨や夜露、水やりなどでマルチ表面が濡れた際、日中の乾燥過程で水分が蒸発する際に気化熱が奪われることで、地温の上昇を抑制します。
②生育事例
OJIサステナマルチを使用すると、リーフレタスの重さが最大2倍、平均でも3~5割はアップしています。

③サステナマルチを使用した成功作物
※日本地図の赤丸が採用されたところ、四角枠が実証栽培テスト中

- ブロッコリー 香川
- ネギ 埼玉、愛媛
- トマト 埼玉
- カボチャ 北海道、徳島
- レタス 兵庫、岡山、熊本、宮崎
- 白菜 群馬、鹿児島
- セロリ 静岡、愛知
- 茄子 山梨、福岡
- たまねぎ 北海道、千葉、熊本
- サツマイモ 静岡、愛媛、福岡、宮崎
- メロン 熊本
- キャベツ 宮崎
- スイートコーン 北海道
- にんにく 北海道
お使いいただいている生産者さまの声
熊本県・たまねぎ 株式会社子出藤農園 代表取締役社長 子出藤 税さま:
・環境にいい。マルチを剥がす作業がいらない。廃棄費用がかからない。
・収量も取れますし、作業効率もいいし、廃棄の費用もかからないということでいいことづくめの感じに思います。
・費用面にしても作業面にしてもものすごく私はいいと感じてます!
ブロッコリー 株式会社横田農園 代表取締役 横田幸司さま:
・OJIサステナマルチ、暑い時期でもマルチ自体の温度が上がらない
・生分解マルチは定植しようとしたらすでに分解していたが、OJIサステナマルチはしっかりと葉っぱが土を覆うまで残っていてくれた。
・ブロッコリーの定植なんですけど、この猛暑の中8月のお盆以降の定植も少し厳しくて諦めかけてて、9月の頭に変えようかなと思ってたんですけど、OJIサステナマルチを使ったところ、これだったらいけるなっていうことで、今年からは8月上旬定植のブロッコリーをやっていく予定です。
・生分解黒マルチだと猛暑の中、生育が止まっていましたが、OJIサステナマルチだと通気性が良くて生育も停滞なくすくすくと育っています。
使用方法
【商品ラインナップ】
ハードタイプ
色:ベージュ / 黒
厚み:0.085mm
敷設期間の目安:6~8ヵ月
にんにく、たまねぎ等の生育期間に相当
スタンダードタイプ
色:ベージュ / 黒
厚み:0.085mm
敷設期間の目安:4~6ヵ月
ニンジン、カボチャ、イチゴ等の生育期間に相当
注意点
・マルチャーで展張する際、フィルムマルチのように伸びないので、テンションがかからない様にマルチャーを調整することが必要
・地際部分(マルチと土の境目)から分解が進むので、風に飛ばされないよう、随時土寄せを行って破れた部分を覆うことが必要
・通気性によりマルチ内の土が乾燥し易い傾向があるので、作物や土質によっては適度に灌水が必要
・施用量は目安ですので、少量からお試しの上お使いください。
・推奨量は利用目的、作物や作型など条件により目安とは異なる場合があります。