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紙マルチ
製造元 | 王子エフテックス |
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原材料 | 紙 |
有機JAS適合 | JAS不可(坂ノ途中の取り扱い基準上は可) |
特徴
- 地温の上昇を抑制することができ、フィルムマルチで生ずる”葉焼け、根腐れ”が生じにくくいメリットがあります。
- 特生分解性フィルムマルチ同様に、収穫後、畑に鋤き込み、土の中で水と二酸化炭素に分解させることができるため、マルチ回収~処分にかかるコストを圧縮することが可能です。
- 調整は必要にはなりますが、マルチャーでの展張も可能です。
- 地球規模で見ても、PEマルチの原料であるプラスチックはは有限な資源である石油を原料として作られるため、プラスチック使用量を削減する事で資源の枯渇を抑制することが可能になります。
ポイント①マルチ回収~処分コスト削減
マルチを取り除く作業は回収し、乾かして、束ねて、回収日に持っていくな様々な負担がかかります。
またPEマルチを使用している場合、廃プラスチック処分費用のコストもばかにならない価格になります。
(参考)産業廃棄物費用削減:71円/kg(栃木県芳賀農業振興)
紙マルチの場合だと、最終的にすきこめば生分解されるため、その労力を下げることが可能です。
ポイント②長期保存が可能
生分解性フィルムマルチは、温度・湿度・紫外線などの影響で、十分密閉して保管しても少しずつ分解が進む(加水分解)一方で、長期保管が可能なので、農家さんの使用量計算に相違があっても翌年も使用可能です。
ポイント③地温の抑制
紙マルチは生分解マルチ、PEマルチと比較し、4°C~5°Cの地温抑制効果があります。
【商品ラインナップ】
ハードタイプ
色:ベージュ / 黒
厚み:0.085mm
敷設期間の目安:6~8ヵ月
にんにく、たまねぎ等の生育期間に相当
スタンダードタイプ
色:ベージュ / 黒
厚み:0.085mm
敷設期間の目安:4~6ヵ月
ニンジン、カボチャ、イチゴ等の生育期間に相当
使い方・注意点
使い方
注意点
- 製品品質保証期間: 梱包未開封・常温保管で2年間
- マルチャーで展張する際、フィルムマルチのように伸びないので、テンションがかからない様にマルチャーを調整
- 地際部分(マルチと土の境目)から分解が進むので、風に飛ばされないよう、随時土寄せを行って破れた部分を覆うことが必要
- 通気性によりマルチ内の土が乾燥し易い傾向があるので、作物や土質によっては適度に灌水が必要
- 施用量は目安ですので、少量からお試しの上お使いください。
- 推奨量は利用目的、作物や作型など条件により目安とは異なる場合があります。