MYKOS WP水和剤
製造元 | バイオシード・テクノロジーズ株式会社 |
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形状 | 粉状 |
有機JAS適合 | JASOM-191002 |
特徴
- 菌根菌とは植物の根と共生し、栄養や水分を供給する糸状菌のことをさします。
外生菌根菌:菌糸が細胞壁内に侵入せず、マツ科・ブナ科などの樹木と共生。マツタケなどキノコを形成する。農業より林業分野で重要。
内生菌根菌:菌糸が細胞壁内に侵入し、ツツジ科やランと共生する種類のほか、代表的なアーバスキュラー菌根菌は陸上植物の約80%と共生可能です。 - MYKOS菌根菌はこのアーバスキュラー菌根菌を使った資材となります。
ポイント①陸上植物の科の80%超と共生(アブラナ科・アカザ科を除く、陸上植物の科の80%以上と共生できる汎用性
ポイント② 菌根菌の菌糸は肉眼では見えない細い糸状で、根の何倍も長く・細く土中に張り巡らされます。その結果、根が直接届かない範囲からも水やリン酸・微量要素を吸収し、植物に供給することが可能です。
ポイント③菌糸が長く伸びることで水分の吸収範囲が広がり、干ばつなどに対する植物の抵抗性を高める
使い方・注意点
使い方
10a分の苗に対してこちらの資材を500gが目安。【定植前にドブ漬け】
こちらの資材を水に溶かした後、苗や種芋を漬けてから定植。なおドブ漬けで残った希釈液は、定植した場所へ散布がおすすめ。
【灌注】
こちらの資材を溶かした水を灌注も可能
【種子粉衣】
米(直播):種籾1kgに対して5gを粉衣
米(移植):苗箱20箱あたり20gを苗立て期間の中頃に灌注(苗箱20箱/10aを想定・苗箱1箱あたり1ℓ程度)
麦・大豆:種1kgに対して5gを粉衣
その他:種1kgに対して5g-8gを粉衣